seihon-1
ルリユールの本
2013
入門時のカリキュラム。
紙をおること、花ぎれを編むむずかしさに、驚きの連続。
好きな布を探して、裏打ちも。
製本材料を探すことも楽しみ。
ハードカバーの本
手持ちの並製本を上製本に仕立て直す。より愛着がわきます。1年に1冊くらい作ってるかも。
ガーデニング関係の硬めの内容の本を 楽しく開きたいと思い、表紙にはポップなイメージで ヴィぺールを使い、水玉を紙モザイク。2013
オリジナルカバーの素敵な絵にうっとりしながら
布装、額縁的に嵌めてみたり。2016
seihon-4
本のカタチの箱
2013
シリーズの絵本5冊がセットできるように箱を制作。 外はクロス装、内にはイタリアのワックスペーパー。 表紙は、蔦の葉っぱをつかって、モザイクに。
※写真は、山崎曜の『手で作る本の教室』展3
図録より。
写真 栃木香織 本文デザイン 津村明子
seihon-5
グラシン表紙の本
2015
文学全集の一部を綴じ直し、グラシン紙を封筒状にして表紙とした。 乾燥したアジサイの花びらがかそけき、愛らしさで 壷井栄さんのテキストに挟むのに、いいように思った。
seihon-6
白いキューブ本
2015
かがりをひたすら、やってみたいと思ったら、キューブに なってしまった、という本。表紙は板材で重さがあるので、 開きは180度。
seihon-7
『緑豆苑』
2016
Steidl Book Award Japan 2016に
友人である
渡邊十絲子氏の詩作『緑豆苑』
本にし、 応募出品。
詩のひと文字ひと文字を
白い紙に、白い文字を紙象嵌してみました。
めくりにくく、白×白で、よみにくいのですが、
詩をゆっくりたどって、
文字に攀じ登る様に読んでもらえたら、と思い
制作しました。
綴じの部分を、修正しようと思案中。
seihon-8
硯(?)箱
2017
友人からの依頼で、硯(?)箱制作。
布をすべて、共にするか?
中は、パッとかえるか?
など友人の気分を想像しながら制作